サラリーマンは企業戦士
大企業に勤めている人はもちろん、中小企業から零細企業と呼ばれる小さなところが勤務先という人であっても、男性は職場でプライベートでも気軽に付き合えて、本音で語り合うことが出来る友人を作るのは容易ではありません。
特にノルマを持つことになる営業マンはどうしても成績で評価されることから、共に同じ会社の同じ職場で働く仲間というよりは、ライバルといった意識になります。
昔は男性は狩猟をして家族を養い、強くなければ食べ物が得られなかったことから、必然的に獲物を競うようになります。
ただ、中にはみんなで助け合ってというところもあったでしょう。
かつての日本では、どちらかというとみんなで助け合って頑張ろうという仕事の仕方でした。
そのため、終身雇用が成り立っていましたが、いまや欧米式の能力評価ですから、どうしても同じ職場の同僚、先輩から後輩に至るまでがライバルになってしまいます。
これでは、同じ会社に長年勤めていたものの、退職時に友達がいないとなってもおかしくありません。
そんな企業戦士となった男性たちが、腹蔵なく話せる友達を見つけるのに最適な方法があります。
それが一人で居酒屋へ行く事です。
なぜ一人で居酒屋に行くのか
居酒屋には同じく一人でしか来られない、友人と呼べる存在がいない男性客が見つかります。
何度か顔を合わせていると、あの人とは気が合いそうだといったことが、注文の仕方や時折話す言葉からピンとくることがあるのです。
そして、往々にしてそんな時は相手もそう思っていることが多く、気が付いたらどちらともなく話をするようになっていたということになるのは、居酒屋の雰囲気がそうさせるのかもしれません。
相手のことはほとんど知らないだけに、会社での愚痴や不平不満といったことは大人の礼儀として話さないため、必然的に当たり障りのない話になります。
会社の人と飲むとどうしても意見の衝突が起こることから、まずい酒になってしまうことがしばしばですが、居酒屋で出会うようになった何となく気の合う人との間では、会社や仕事の話をしないことでおいしいお酒が飲めるようになるのが、一人で居酒屋に行くのがいい一番の理由です。
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仕事の話もたまにはいい
だんだんと馴染みになってきたら、たまには仕事の話をしてもいいでしょう。
会社や、している仕事が違うため、相手の苦労話を聞いていると誰もが大変なのだなという気になれます。
とはいえ、できれば湿っぽいお酒は避けたいところですので、他愛ない話で酒を酌み交わす相手を見つけるのがおすすめです。